エコノミスト『2024年の世界で最も住みやすい都市ランキング』発表

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26日、イギリスの経済誌エコノミストが、『2024年の世界で最も住みやすい都市ランキング』を発表し、オーストリアの首都ウィーンが1位に選ばれました。3年連続の首位獲得となります。ウィーンといえば、13世紀以降のヨーロッパで絶大な権力を誇った貴族・ハプスブルク家や、モーツァルトなどの数多くの音楽家が活躍したことで知られています。

このランキングは、イギリスの経済誌「エコノミスト」の調査部門 Economist Intelligence Unit (EIU)が発表しているもので、評価基準には、安定性、ヘルスケア、文化と環境、教育、インフラなどの要素が含まれています。

オーストラリアやカナダの一部の都市は、深刻な住宅不足の問題に直面し、今年のランキングでは順位を落としています。世界各都市の生活の質を比較する上で重要な指標となっていますが、課題も浮き彫りにしています。

第1位 ウィーン(オーストリア) 98.4p

第2位 コペンハーゲン(デンマーク) 98.0p

第3位 チューリッヒ(スイス) 97.1p

第4位 メルボルン(オーストラリア) 97.0p

第5位 カルガリー(カナダ) 96.8p

第5位 ジュネーブ(スイス) 96.8p

第7位 シドニー(オーストラリア) 96.6p

第7位 バンクーバー(カナダ) 96.6p

第9位 大阪(日本) 96.0p

第9位 オークランド(ニュージーランド) 96.0p

トップ10には、ヨーロッパの都市が多くランクインしています。
日本からは大阪が9位にランクインし、アジアの都市の中では最高位で、東京は14位でした。