世界最大級の音楽とアートの祭典『バーニングマン』

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1986年6月21日(夏至)に、ラリー・ハーベイとジェリー・ジェイムスが、サンフランシスコのベイカービーチで高さ約2.4mの人型の像を燃やしたのが『バーニングマン』の起源です。

毎年8月の最終月曜日~9月の第1月曜日までの約1週間にわたって行われます。

当初は小規模なイベントでしたが、アートプロジェクトやパフォーマンスの規模が徐々に拡大し、参加者が増えていきました。
1990年代に入り、現在の開催地であるネバダ州のブラックロック砂漠に拠点を移し、広大な砂漠で7〜8万人もの参加者(バーナー)が集まり、架空の都市「ブラックロックシティ」で、音楽、アート、パフォーマンス、ワークショップなど自己表現する大規模なイベントとして発展していきました。

参加者は食料や水、キャンプ用品など、必要なものをすべて自分で持ち込み、互いに協力し合うことを重視し、イベント終了後は、会場を元の状態に戻すことが求められます。

近年では、環境への配慮やSDGsにも焦点が当てられるようになり、2030年までにカーボン・ネガティブを目指すなど、新たな取り組みも行われています。

バーニングマンの理念は世界各地に広がっていて、日本でも2012年から「バーニングジャパン」というローカルイベントが開催されています。

バーニングマンの参加費用は
チケットの価格は税金と手数料を含めて少なくとも630ドル(日本円で101,300円)で、実際の総費用は1,000ドルから2,000ドル(日本円で160,000円~320,000円)の範囲になると見積もられています。
内訳は、チケット代・交通費(現地までの往復)・食料と水・キャンプ用品・衣装・サバイバル用品。

プライベートジェット、RVのレンタル、豪華なキャンプを選択する場合、費用は更に跳ね上がります。

重要なのは、バーニングマンでは商業行為が禁止されているため、参加者は必要なものをすべて自分で持ち込む必要があるので、事前の準備と予算計画が非常に重要となります。