2024年アメリカ大統領選挙に向けた初のテレビ討論会開催

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バイデン大統領(81)とトランプ前大統領(78)による2024年アメリカ大統領選挙に向けた初のテレビ討論会が、米東部時間27日午後9時(日本時間28日午前10時)にジョージア州アトランタで開催されました。

討論会は1時間半にわたり、観客なしで司会2人と候補者のみで、2回の休憩を挟んで行われました。

討論会の主な目的は、候補者の政策比較、リーダーシップと資質の評価、無党派層の取り込み、有権者への情報提供、候補者の能力実証などで、有権者が情報に基づいた選択をするための、重要な機会となっています。

候補者は事前に準備したメモ書きの持ち込みや、休憩時のスタッフとの接触が禁止。相手の発言中はマイクの音を切る措置が取られました。

経済政策では、トランプ氏はインフレを批判し、バイデン氏は雇用創出を強調。移民問題では、トランプ氏はバイデン政権の対応を批判し、バイデン氏は共和党が法案成立を阻んだと主張。

トランプ氏はバイデン氏を「史上最悪の大統領」と批判し、バイデン氏もトランプ氏を「最悪の大統領」と批判。

この討論会は、11月の大統領選挙に向けた重要な一戦となり、両候補の政策や主張の違いが浮き彫りになりました。今後の選挙戦の行方を占う重要な機会となったと言えます。