SDGsは2030年までの達成を目指しています

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SDGs(持続可能な開発目標)は、2030年までの15年間で持続可能でより良い世界にすることを目指した国際的な取り組みで、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中核を成す目標です。

SDGsの前身として、2001年に策定されたMDGs(ミレニアム開発目標)があります。
MDGs(ミレニアム開発目標)は、2001年に策定された2015年までの国際的な開発目標です。

MDGsは8つの主要目標と21のターゲットから構成されていてます。

1.極度の貧困と飢餓の撲滅
2.普遍的初等教育の達成
3.ジェンダーの平等推進と女性の地位向上
4.乳幼児死亡率の削減
5.妊産婦の健康改善
6.HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止
7.環境の持続可能性の確保
8.開発のためのグローバルなパートナーシップの推進

2015年の最終報告では、極度の貧困率の大幅な減少や、初等教育就学率の向上など、多くの分野で進展が見られましたが、目標達成に地域間や国内での格差が生じ、恩恵を受けられない人々の存在が明らかになりました。

MDGsは2015年に終了し、その後継として現在のSDGs(持続可能な開発目標)が策定され、SDGsはMDGsの成果と課題を踏まえ、より包括的で具体的な目標を設定しています。

SDGsは17の主要目標と169のターゲットから構成されていて、地球上の「誰一人取り残さない」という目標を掲げています。

01.貧困をなくそう
02.飢餓をゼロに
03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに
05.ジェンダー平等を実現しよう
06.安全な水とトイレを世界中に
07.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
08.働きがいも経済成長も
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう

これらの目標は相互に関連していて、1つの目標の達成が他の目標の達成にもつながるように設計されています。
例えば、質の高い教育の提供は、貧困削減や経済成長にも貢献するという感じです。

2024年版のSDGs達成度ランキングは

01.フィンランド 
02.スウェーデン 
03.デンマーク 
04.ドイツ 
05.フランス 
06.オーストリア 
07.ノルウェー 
08.クロアチア 
09.イギリス
10.ポーランド

日本は18位(前年21位)でした。
政府はSDGsの達成に向け、国内外の取り組みを主導し協力を促進しています。